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ペルソナ設定ってなに!?聞いたことない言葉!
Xをビジネスとして運用していく上では超重要!
これまでにアカウント設計をしてきましたが、さらに深掘りして考えていく『ペルソナ設定』がX運用をしていく上で鍵になってきます。
ペルソナ設定とは簡単にいうと、架空のユーザーのことです。
ペルソナ設定をしっかりとすることで、『誰に』『どんな価値』を提供していくかがはっきりとしていきます。
今回は、ペルソナ設定の重要性から具体的な方法までを解説していきます!
下のペルソナ設定シートを使ってくださいね!
まずはペルソナの基本的な知識を知っておきましょう。
ペルソナ設定とは?
ペルソナ(Persona)とは、ラテン語で『人格』の意味を持つ単語です。マーケティング分野におけるペルソナとは「特定の商品をリーチしたい架空の人物像」を表します。
ペルソナ設定では、名前・年齢・性別・趣味・悩みなど細かい情報を設定し『実在しそうな一個人』を作り上げます。
めっちゃ細かいところまで考えていきます!
ペルソナとターゲットの違い
ペルソナとターゲットは似たような感じですが、実は全くの別物です。
ペルソナ | ターゲット |
実在しそうな1個人 | 大まかな属性 |
これまでのマーケティングでは、大まかな属性でグルーピングしてターゲットを設定していました。しかし近年のライフスタイルの多様化により、大まかな分類だけでは顧客のニーズを予測できなくなってきました。そこで登場したのがペルソナ設定です。
例えばペルソナは、『32歳病棟看護師、2歳になるこどもがいて休日は育児に奮闘している』というのに対し、ターゲットは『30代看護師』と言った大まかな属性になります。
ペルソナ設定したのに、ターゲット止まりということはよくあるので、しっかりとペルソナを考えていきましょう。
ペルソナはどんなときに使われるか?
ペルソナはどんなときに使われるかというと、以下の2点です。
- 商品やサービスを販売するとき
- 商品やサービスを改良するとき
これからXで『看護師転職サイト』というサービスを販売していくので、必須の項目になります。
- ユーザーの視点で考えられる
- ターゲットに刺さるアプローチができる
- チームで共通認識が持てる
ユーザーの視点で考えられる
ユーザーの視点で考えることができるメリットがあります。
日々情報発信をしていると、どうしても自分良がりな投稿になりがちです。
慣れないうちは意外と相手に届けるのって難しい…
ユーザーの視点で考えられるようになると、商品やサービス、投稿の内容の質がぐんと上がります。
ターゲットに刺さるアプローチができる
ペルソナの設定をしておくと、具体的な悩みや要望にまでアプローチすることができます。
リアルな課題や要望に応えた情報発信をしていくことで、
発信内容にも困らなくなるので、一貫性をもって情報提供ができます。
チームで共通認識が持てる
企業や個人の運用が大きくなってチームを組んだときに、プロジェクトのメンバー間でターゲットのズレや認識の違いを防ぐことができます。
ターゲット設定レベルで止まっていると、曖昧になりチームメンバーそれぞれで頭に浮かぶ対象がバラバラになってしまいます。
ペルソナを設定しておくと、このような認識のズレが起こらず、スムーズにプロジェクトが進行していきます。
チームでやっていく未来もあるので、頭の隅に置いておきましょう!
情報収集
まずは情報収集をしていきましょう。
◆情報収集する媒体
- SNS
- Google検索
- Yahoo知恵袋
- 過去の自分
- 周囲の友人
- アンケート
このような媒体から情報を取っていきましょう。
設定項目
ペルソナの設定項目を挙げていきます。
◆設定項目
- 年齢
- 性別
- 職業・役職
- 趣味
- 家族構成
- 悩み
- 夢
- 日常生活
- 情報収集する媒体
【例】
・32歳
・女性
・消化器外科病棟看護師、チームリーダー、感染委員
・35歳の夫と2歳の男の子、持ち家ローンあり
・趣味はカフェ巡りだが、子供がいて最近行けていない
・子供を預けて仕事に行くのが心苦しい、もっと子供との時間をとりたい
・家族でハワイ旅行
・毎日19時まで残業で帰ったら家事育児で余裕がなくイライラしている、ローンの返済で毎月カツカツ、休日は寝て過ごしている
・Xを毎日見て育児の辛さを共感している
これくらい具体的に考えると、深い悩みにアプローチできますよね!
ペルソナは3〜5人くらい考えましょう。
実在する人物のように、絞り込みましょう。
ペルソナ設定する時の注意点をお伝えしていきます。
現実的なペルソナ設定
ペルソナは架空のユーザーを想像し設定しますが、想像だけでは作らないようにしてください。
「看護師は病棟で働いている」「子供がいればパートだ」など先入観だけで、人物像を決めつけないようにしましょう。
理想の顧客像ではないことも頭に入れておこう!
ペルソナは必ず、調査や客観的なデーターを収集して根拠づけて考えましょう。
詳細まで設定する
とにかく細かいところまで設定していきましょう。
大まかにしか決めていないと、ユーザーには刺さりにくいです。詳細に決めていくことで、ユーザーのニーズを満たすものになります。
定期的に見直す
ペルソナは定期的に見直すようにしていきましょう。ペルソナは一度設定したら終わりではありません。
市場の環境が変われば、ユーザーの価値観やライフスタイルも変化していきます。
例えば昨今の新型コロナウィルスや物価上昇によって人々のライフスタイルや求めるものごとが変わってきています。こういった環境の変化に応じてペルソナも変えていきましょう。
同じペルソナを設定し続けていると、いつの間にか的外れなものになってしまいます。
ペルソナは定期的に見直して、アップデートしていきましょう。
ペルソナ設定はマーケティングをしていく上では重要な要素ですが、実際にうまく使えている人はごくわずかです。
しかしこの設定をしっかりとしておかないと、ユーザーの心に届く投稿はできません。
リアリティがある人物を設定して、フォロワー増加・売上アップにつなげましょう!